COPETEN-013 花火は腹に響くもの
ついにやってきました逗子海岸花火大会!
今までの僕にとって花火大会とは、「見るために出かけて行くもの 」だったのですが、逗子で暮らすと逗子海岸で上がる花火は、「いつもの暮らしの中で見上げればそこに打ち上げられているもの」というなんとも贅沢な環境を味わうものとなりました。
引っ越した時から、この日は休もうと決めていたこともあり、職場の決起集会という名の飲み会も断固たる意志でNO!でございます!サラリーマンの鑑NO!と言えないこの僕もこの日に限っては鋼の意思を貫きました。
当日朝はあいにくの雨でしたが、夕方に向かうにつれて雨は上がり、逗子市内の飲食店も焼きそばや枝豆を準備しだして、街がお祭りに変わってく雰囲気は否が応でもワクワクさせてくれるものです。
そして、ゆっくりと暗くなる逗子海岸と沖合に見えるいくつもの船、それを眺めながら花火を待つ人たち。そして、定刻…
はいきましたー!
たぁぁぁあああまやぁぁぁあああーっ!!!
そこからはもう時間を忘れて花火に見惚れて、あわててシャッターを切って、の繰り返し。落ち着いて鑑賞できない、はカメラを持つ人の宿命であります。
今年は60周年ということで気合いが入っていたことに加えて当日あまりにも風が無かったという意気込みと不安のコラボレーションにより…花火終盤にはこんな様相に…
け、煙立ち込めすぎてなんも見えねぇぇぇえええ!
なんかもうこれ途上国の大気汚染で社会の教科書で見たことあるやつやー!みたいな感じになりまして…煙の向こうで煌めくかすかな光と浜辺から伝わる音の振動を楽しむなんとも不思議な花火大会となりました。
逗子では梅雨が明けたらではなく、花火大会が終わったら夏の始まり。
これからどんなまぶしい季節がやってくるのか今から楽しみであります。